メインコンテンツへスキップ

子育てが楽になる心の持ち方

2023/02/15?Knowledge

タイトル
子育てが楽になる心の持ち方
検証状況
Work In Progress
URL 名
RA-SME4-3
概要
Use this field for a short summary of the contents of the article. This will show in Knowledge Search results if there is not a snippet of the article to include showing words or phrases in the article matching your Search terms.
Contact

内容
  • ご家族にリウマチの症状を理解してもらうことは、子育てを楽にする第一歩
  • 痛みを解消してネガティブな感情をコントロールする
  • 「なんとかなる」といった考え方で、子育ては楽になる

家族に症状を伝え、リウマチへの理解を深めてもらう

「体がつらかったり、だるくて寝ていると、家族に子育てをさぼっているといわれる」など家族にリウマチのつらさをわかってもらえないという声をよく聞きますが、リウマチを経験していないご家族が、リウマチがどんな病気で、どんな症状が現れるのかがわからないのは当たり前です。ですから、「手足の関節が腫れて痛む病気」「朝、手のこわばりがある」「関節だけの病気でなく全身の病気なので、貧血になったり、微熱が続いたり、だるくて疲れやすかったりする」など、リウマチという病気やあなたの症状を、子育てをサポートしてくれるご家族に説明してください。ご家族がリウマチへの理解を深めることは、あなたの育児を楽にする第一歩です。

痛みを解消して感情をコントロールしよう

子育ての日々は嬉しいことや楽しいことばかりでなく、泣いたり、怒ったり、イライラしたりといったこともたくさんあります。ネガティブ感情のコントロールは痛みがなくても難しいですが、痛みなどの症状があるとさらにコントロールが難しくなるという悪循環に陥ることもあります。この悪循環にはまらないためにも、リウマチの痛みを解消するようにしましょう。今飲んでいる痛み止めのお薬で痛みを十分に抑えられない場合には、医師・薬剤師に伝えましょう。また、寝る、趣味を楽しんだりなど、精神的なケアを心がけることもポイントです。

心の持ち方で子育ては変わる

リウマチを発症してから、当たり前にできていたことができなくなり、これから子育てをやっていけるのだろうかと不安に思ったり、落ち込んだりするのは、ごく自然なことです。ただ、お子さんのためにも、ある程度時間が経ったら、前に進んでいきましょう。
まずは、何事も楽観的に考えるようにしましょう。実際、なんとかなることも多いものです。「なんとかなる」と思うと気持ちに余裕ができて、子育ても楽になります。
また、嘆き悲しむといったご自身の思考を客観的に見つめてみるというのも、ひとつの方法です。そして、悲観的にならないための方法について、考えてみてください。客観的に見てみると、楽観的な考えが浮かんでくるかもしれません。

神﨑初美先生

神﨑 初美 先生

看護師
兵庫医科大学 看護学部 看護学科 療養支援看護学 教授
放送大学 客員教授
日本リウマチ看護学会 理事長
日本リウマチ友の会 理事
(2022年10月現在)